SWEETS NOVEL

二次創作(小説)するタイプのオタクがあれこれ書くブログ。

ムーミン谷の彗星改訂(2019年新版)版読んだぞメモ

余物語ーー!!俺だー~~!!!読んだぞ!!!

の前にムーミン谷の彗星改訂版を読んだので、思ったことを冷静にメモ。

 

今出てる日本語訳は英語版とかフィンランド語版ベースだったり、
スウェーデン語改訂前のやつだったり、

スウェーデン語改訂版のやつだったりするみたいですが、

これはスウェーデン語(改訂版)のほうを元に改訂訳されたそうですよ!わーいわーい!!

 

とりあえず私今手元にあるのが講談社文庫なので、とりあえずそっちと読み比べてみました~。

推しがスナフキンなので当然のようにスナフキン寄りメモです。

ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星 トーベ・ヤンソン 

 

 

わーわーわー超読みやすくなってた!

言葉のつなぎ方とかめっちゃ現代風になってました。
一度も読んだことない人はこっちのが読みやすいと思われる。

時代とともに言葉は変わるのだ…。

 

まず、スナフキンムーミンの親友感が増してる!!て感動。
あれ9割スナフキンの言葉づかいのおかげだと思う~…なんか幼くなった。

なんだろ。

前はスナフキンて、ムーミンよりわりと年上でお兄さんってイメージだったんですよね。
でも今回で二人の目線が同じになった感じがしました。

 

だからこそ、スナフキンの成長過程部分が際立ってるというか…。


(自分も音楽でダンスパーティに参加したいけど)ぼくがハーモニカをふいたらあの(伴奏してる)バッタが気をわるくするかねえ」
スノークに意見を仰ぐところとか。
(ところでこれ「リボンをつけなくちゃ」じゃなくて「リボンをむすんでる」になってた。意味合いが大分変わってくるけど、こっちの表現いいな)

 

空気読めず笑っちゃって「ヤベッ」てなって、
「ぼくが(スニフを泣かせたから、出ていったスニフに)ついてったほうがいいよね」
ムーミンママに意見を仰ぐところとか。

 

その他人の気持ちに対してはやけに自信なさげなところな…。

お前…そういうところな…!!

 

きっと旅でいろんな物や人を見てきたから、
相手の気持ちを類推することはできるんだな。
でも見てきただけで、そんなに誰かとの親密な関わりを体験してないから、
感覚として入ってこないのかも…?

 

いやキャラクターの感情の機微と成長は美しい。そして愛しい。当然かわいい。

いやホントかわいいよ…新版でさらにかわいくなった…髪…切った?えっ切ってない?ちょっと感じ変わった気がしたんだけどな?てか君ホントかわいいよね?LINEとかやってる?良ければお父さんの名前教えて?

 

あともうひとつ思ったこと。

スナフキンムーミンの違いってやっぱ、
心から信じられるものがあるかないかなのかもな~って。
ほかのキャラもだいたい崇拝に近いくらい信じてるものがあるし。

スニフはちょっとスナフキン寄りかな~…。

 

自分になじんだ古いもの以外イヤだったり、
海がなくなって絶望したり、
スナフキン外部(他者)からの変化を拒む保守的な感じ…とても…人間みがある…。
自分で変化起こすぶんには、きっと、いいんですよね。
それは内部(自分)による変化だから。
だから捨てると決めたらガンガン捨てる。そう、テントもね!!

 

きっと、信じられるものがある人は、外部の変化も受け入れられる勇気があるのだと思います。
「ママが待ってる」って自分を奮い立たせてがんばるムーミンとかさー!!
あと切手のためって言われたら、
おとなしくなって気球になるへムルさんとかもそう。

 

あ~~それにしても海がなくなっちゃった時ムーミンスナフキンを励ますところ、とてもマジですごく超好きなんですけど!!!!

 

はー。

 

この改訂版読むまでうっかり忘れかけてたけど、
そもそもムーミンて児童向けなんですよね。
つまり子供目線で、子供がわかりやすいように…っていうのがきっと根底にあって…。


たとえばスナフキンの服をレインコートって表現してたの不思議だったけど、
フツーに雨のなかびしゃびしゃなのはかわいそうだもんな…というかあまりにもワイルドすぎる…。
子供が真似するわ…あいつらすぐ真似するぞ(かわいい)。

 

あとヨクサルの目をうす茶色って要素を付加したのも、
スナフキンと共通点もたせるって形で親子設定大事にしてくれたのかも…って思った。
平成アニメとMVP(ムーミンバレーパーク)も、ヨクサルとスナフキンの扱いに困ってた印象、ばりばりあったし…。

 

いやわかんないけど。
わかんないけど、相手の目線に立つのはいつだって難しい、ってことだけはわかるんだよ。

 

やー海外児童文学の翻訳者と編集者はすごいな…てしみじみ思いました。
今の時代の、今のニーズに合わせた橋渡し。すごい。ぼくにはとてもできない。

 

年内は夏祭りまで刊行する予定とか、
私、パパの思い出読んで瀕死になって、夏祭りで死ぬ可能性があるんですけども…。
まだ死にたくないがぜひ死にたいです!ありがとうございます!!

 

ああー近頃心血を注いでいるジャンルの供給が同時多発してて、どうにかなりそうだな!おしまい。