SWEETS NOVEL

二次創作(小説)するタイプのオタクがあれこれつぶやくブログ。

ムーミン谷の冬(2020年新版)読んだぞメモ

  やっと書けたっ。

ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

 

 感情移入するシーンが多くって大好きな本です。

 

この話はですね~……
私両親が共働きだったんですけど、
目が覚めたら外は大雪で、なのに家に誰もいなくてパニックになって、
吹雪の中親を探しに飛び出して死にかけたことがありまして。
その時のことを思い出します…7歳の頃ですね。

なんだろう、挿絵が版画っぽいところも「小学生時代」を思い出す要因かも?
(図工で一番強く思い出に残ってるのが版画のため…)

 

しかし今思えば、「帰ってくるよ」っていう両親の言葉を普段から信じていなかったんだな、と。
その事実は寒い中ひとり、心細い気持ちで歩いたことよりも辛いです。

 

うっ暗い話をしてしまった。

気を取り直して。

今回も旧版と今回出た新版を読み比べました~!!

私が特に印象に残ったところメモ+再読感想です。 

 

前書いたやつは以下です~。

ムーミン谷の彗星(2019年新版)読んだぞメモ - SWEETS NOVEL

たのしいムーミン一家(2019年新版)読んだぞメモ - SWEETS NOVEL 

ムーミンパパの思い出(2019年新版)読んだぞメモ - SWEETS NOVEL

ムーミン谷の夏まつり(2019年新版)読んだぞメモ - SWEETS NOVEL

 

ちょっと書き方を前回と変えてみる。


■(旧)ときどきお月さまが居間の窓からさしこんで
   (新)ときどき月の光が広間の窓からさしこんで

この本であらためて響いたことがあって、
それが「主語がはっきりした~!」ということ。


「ときどきお月さまが居間の窓からさしこんで」

って詩的で、自由度の高い表現だと思うんです。
月本体がにゅって窓からやってきたイメージをする人。
「月光」「月影」って単語が浮かぶ人。
お月様というものに対して匂いを感じる人だったら匂いが、
味を感じる人だったら味を感じるだろうから。

 

あと最後のほう、

■(旧)おへやの中まで入ってきた、さいしょの春の夜と、つよい風は
   (新)最初の春の夜と、部屋の中まで入ってきた夜の風は

のあたりとかにも、同じことを感じました。


こういうのがいわゆる「現代的な文章」なのかなと思っています。

選択の自由のパラドックスを極力与えない文章というか…。

 

こんなふうに旧版と新版って感じ方がぜんぜん違うしそれが楽しいので、
以前読んだことある人もぜひ新版を読んで欲しい…!!(と何回でも言う)

 

■(旧)ムーミントロールのビロードのような肌を
   (新)ムーミントロールのベルベットのような肌を
ベルベットってすごくイメージしやすくて大興奮してしまった。
これが「ムーミンの質感…」って笑顔になりたいからベルベットの安心ブランケットが欲しい。

 

■(新)ミイが入っている箱に「AB MILDA BABY MUST」が書いてある
かわいい~!私の持ってる文庫版には書いてなかったんです。

グッズでは書いてるの何回も見かけてたけど…。
こんなふうにちょこちょこ挿絵も変更されてるのうれしい。

 

■(旧)おしゃまさん
   (新)トゥーティッキ
どっちになるかな~ってそわそわしてました。みんなもそうだと思う。
ちなみにバレーパークのサウンドウォークでは「おしゃまさん」だった。
新しいショー(勇気を知った少女)だと「トゥーティッキ」。

 

■(新)トゥーティッキの台詞の後に作者の言葉が追加されてる
 私は179ページを見ましたよ!!

 

変わったところで印象的だったのはこのあたりでした。

 

いつも相手の視点に立とうとするムーミンは優しいな…さすがママの息子…

読み返して感動…。
台の下の住人に対して、なんとか同じ言葉を使おうとするところとかね…。


あっ、あとめそめそって何色の目なんだろう…?
「月の光で緑になってる」って、太陽の下とかだとどんな色に見えるのかなあ。
猫の目の色でいうヘーゼル(中央が緑で黄っぽい色)とか?きっと綺麗なんだろうなー。
最近はヨクサルの目もヘーゼルのイメージです。

 

次はムーミン谷のなかまたち!これも既に読んでるので、後日また~。